東京と北京の大気汚染
突然ですが、
北京のような大気汚染のある都市に滞在すると、①毎朝出かける前に空の感じを見ることと②空気品質指数(Air Quality Index:AQI=指数が高いほど汚染されている)を調べることが日課になります。それで、空気が悪ければ、「今日はあんまり外を出歩きたくないな」とか「今日はちゃんとマスクをして出かけよう」なんてことを考えます。めんどくさい!
日本では「東京の空気は汚い」ということはあっても、実際そこまで悪いだろうとは思わないので、東京や日本の空気品質指数を調べることはまあないですよね。
ただ、今日は関東の一部地域で光化学スモッグの注意警報が出ていて、「外での活動は控えるように」なんて放送をしていたので、東京の空気を調べてみました(上部参照)。
すると、めちゃくちゃ悪い訳ではないけど、東京と東京近郊の空気は必ずしもあまり良くはないらしいです。。。空気品質指数が100を超えると、「敏感なグループにとっては健康に良くない」らしいですが、地図を見ると100を超えている地域が結構ありますね。場所によっては、空気品質指数が150を超えた、「健康に良くない」地域も少しあります。
北京では空気品質指数が100を超えると、大気汚染があるっていう認識でこんな「ガチマスク」をする外国人が結構いたけど、東京ではそんな人いないし、いても驚かれますよね。笑
日本では中国とか外国の大気汚染ばかりが注目されがちだけど、実は日本も空気が悪い時は悪いんだよってことがわかって面白かったので、短く書いてみましたー。ただ、都市部を除けば日本は基本的にどこも空気がきれいなところが多いようです。
環境は大事ですね!
ちなみに、自分が2016年に北京にいた時は、PM2.5が最高で450くらいまで上がったことがありました。人によってどんな影響があるかは全然違うけど、そのとき自分の場合は謎の高熱と体のしびれが出て全然動けず、一日中寝込んでいました。。。
あと、今日だけで言えば北京は東京より一回りくらい空気品質指数が悪いって感じですね。北京の空気は、数年前に大気汚染が特に注目されたときから結構改善はしつつあるらしいですが、もう一踏ん張りって感じです。ただ、冬の間は暖房とかの排気で特に空気が悪くなるのと、北京みたいな大都市じゃなくて地方ではまだまだ大気汚染が深刻っていう問題が中国にはあります。
見るサイトによって各都市の大気汚染状況は違く見えるっぽいですが、この記事内の空気に関するデータは全部、The World Air Quality Indexのものを参考にしています。
http://aqicn.org/map/japan/jp/
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